北海道各地の地名の由来

下の地図の地名にカーソルを当てると、地名の由来が表示されます。
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地名の中には容易に読めるものとそうでないものがあります。

昔から北海道に住んでいるアイヌの皆さんがその土地の特徴を表すようにつけた地名、
本州方面から入植された皆さんが故郷を偲んでつけた地名など、色々なものがあります。

中川:なかがわ:(和名) 遠別:えんべつ:ウェイペッ:相い話す川 音威子府:おといねっぷ:o-toine-p:川口の濁った川 幌加内:ほろかない:horka-nai:後戻りする川 名寄:なよろ:nai-or-putu:川口 下川:しもかわ:パンケヌカナン:パンケヌカナン川の意訳 興部:おこっぺ:o-u-kot-pe:川尻がくっついているところ 留萌:るもい:rur-mo-ot-pet?:静かな潮汐の川? 遠軽:えんがる:ingar-ush-i:いつも眺めるところ(瞰望岩に由来)

北海道の地名検索

北海道の地名とその由来を五十音順で整理しました。
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あ か が さ ざ た だ な は ば ぱ ま や ら わ 青森県 富山県 サハリン(ロシア)
い き ぎ し じ ち   に ひ び ぴ み   り   秋田県 石川県 ウルップ島以東(ロシア)
う く ぐ す ず つ   ぬ ふ ぶ ぷ む ゆ る   岩手県    
え け げ せ ぜ て で ね へ べ ぺ め   れ   宮城県    
お こ ご そ ぞ と ど の ほ ぼ ぽ も よ ろ   福島県    
                              新潟県    

地名に登場する動物や植物

北海道の地名にはいろいろな動物や植物が登場します。
昔の人々の生活が想像されます。
詳細は下線のある文字をクリックして確認してください。

動物のなまえ 発音 区分 説明 備考
アザラシ tukkar
tukar
材料
食料
皮や油が利用され、食用にされることもあったそうです。(たびらい) 自
犬 seta
sheta
猟犬
神の使い
猟犬として使われたそうです。
白い犬はオオカミ神の系統として大切にされました。
自
ウサギ isepo 食料   自
(野生の)馬 unma
umma(自)
    自
狼 oose
seta
ho
神 鹿を襲ったりして暮らしていたようですが、村人の安全を脅かすこともあったようです。色々な事情で、すでに絶滅して、見ることはできません。 自
オットセイ onne-kamuy(自) 材料 永田地名解では解体された記述があり、アザラシと同様に利用されたことがあったようです。 自
かわうそ esaman
isaman
  絶滅したと考えられています。最近テレビで人気のカワウソ君、、、。 自
きつね ak
shumari
chironup
食用
神
今でも郊外で見かけることができます。エキノコックス症の寄生虫の宿主になっているため、接触しないよう注意が必要です。 自
鯨 hunbe 材料
食料
湾に弱った鯨が入ってくることがあったようです。食料としたり、鯨油を絞ったりして利用したようです。 自
熊 iru(あなたたち)
kamui
材料
食料
神
熊は神とされていました。
その一方、捕えて、食料としたり、毛皮を利用したようです。
自
wiki
小熊 peurep      
蝙蝠(こうもり) kapap
kapappo
神 疱瘡をもたらす厄病神。最近はコロナウイルス非難が集まっているコウモリ君ですが、昔から災いをもたらす神として恐れられていたようです。永田地名解の記述では、伝染病の流行で村を捨てたことがしばしば起きていたようです。 自
鹿 yuk 食料
材料
狩猟の対象となっていました。弓だけでなく、崖から追い落とすなど、色々な方法がつかわれたようです。yukは獲物という意味です。 自
wiki
牡鹿 apka
セイウチ soh(自)     自
たぬき imek
moyuk(自)
食料 自
てん hoinu(自)     自
トド itashibe
etashipe
    自
ネズミ erum     自
ハツカネズミ chikereppo
ムササビ at      
ラッコ(猟虎) rakko
atuy-esaman(自)
材料 毛皮を取るための乱獲で絶滅寸前となっています。 自
         
鳥 chikap
chir
     
鵜 uriri     自
エトピリカ etu-pirika     自
カッコウ kakkum
kakkok(自)
自
カモメ kapiu
kapiw
  ゴメ島と称する島が多く存在しますが。かもめ島の意味です。
カモメとウミネコは良く似た姿ですが、尾羽で見分けがつきますのでご注意ください。
尾羽の白いのがカモメ、尾羽に黒い帯の入っているのがウミネコだそうです。
自
カラス pashkuru
sipashkur(自)
自
キツツキ kisoki
e-soksoki(自)
自
クマタカ shichikap
nukechikap(自)
yuk-e-chikap
    自
桜鳥、ムクドリ hacham 桜鳥とは何か、謎だったのですが、、ムクドリのことだったんんですね。夕方になると街路樹に集まって鳴いている、あの鳥です。 自
シペッシペッと鳴く鳥 shipet
鷹
チパイと鳴く鳥 chipai   謎の鳥、、、。  
ツナギ鳥、ウトウ mashui
pewrechah(自)
pewrew-chikap
    自
鶴 saror
sarorunchir(自)
sarorunkamui
    自
フクロウ kamui-chikap(自)
umuse
神   自
鷲 chikap
kapachiri
神 自
ワオと鳴く鳥     これも謎の鳥です。  
         
         
イモリ ara      
蛇 iun
ioch
io
kamui
tush
oyaw(自)
自
蜥蜴(トカゲ) harambe
aram(自)
    自
翼のあるスッポン rap
         
魚 chep      
桃花魚(アカハラウグイ) shup
shupun-cheppo(自)
  ウグイと同義のようです。 自
アブラコ、アイナメ shir-pok(自)     自
アメマス
アメノウオ
鯇
tukusis
tukushish
    自
イザリ魚 akam
イトウ chirai     自
イワシ herok
iwasi(自)
マイワシがニシン科の魚だったとは、今まで知りませんでした。 自
イワナ iwana
ciporukeso(自)
oshorokoma
    自
ウグイ rakan、achipon、shup、shupun、top     自
うるっこ urutko      
オヒョウ魚 ebeu      
梭魚(カマス) ni-perush
eyukas(自)
自
比目魚(カレイ) shamambe
tantaka
samampe(自)
    自
胡瓜魚 hurari   漁獲した直後に胡瓜のようなにおいのする魚。シシャモに似ているが大き目だそうです。 wiki
コブマス
カラフトマス
hemoi
topir(自)
    自
鮭 at
shibe
kamui-chep(自)
自
雌鮭 hos      
白鮭 akiaji(和名)
wakaso(自)
自
紅鮭 urup
鮫 shup
karuma
hak-shup
シシャム魚、シュサム魚 shisham
shusam
susam(自)
  居酒屋でおなじみのシシャモ君です。 自
チカ魚 chika   キュウリウオ科の魚でワカサギより大き目の魚だそうです。関東ではなじみがありませんが、北海道では大人気の模様です。  
蝶鮫、川鮫 yube
yupe(自)
  北海道に蝶鮫がいたとは驚きです。 自
ニシン at
heroki
    自
ヒラメ uttat
nina(自)
自
蕗鱒 kene   陸に上がって蕗を食べる魚らしいです。  
ボラ chep
mokor-ipe(自)
    自
鱒 anu
uyotpe
sakibe
  鱒の定義はあいまいで特定の種類の魚を指すことばではないそうです。  
ロコム魚 rokom   イトヨのことだそうです。 自
貝 sey      
あさり貝 churup
chiurito(自)
    自
鮑(あわび) aibi
aype(自)
自
川貝 mawabi      
ヒザラガイ kero
meyo(自)
自
海栗(ウニ) nima
nuna
nona
自
沼貝 pipa   貝殻を穂摘みの道具に利用したそうです。 自
みみず imokpe
imok(自)
    自
ムイ(オオバンヒザラガイ、鮑のようで貝殻のないもの) mui   鮑と戦って負けてしまったという、残念な物語が残されています。 自
         
虫 kikir      
赤い蝉 ape-yaki      
赤茎虫 hure-chi
蟻 itunnap     自
蚊 kiroro
etu-tanne(自)
自
しらみ uruki
ki(自)
  ukukiはコロジラミ
kiはアタマジラミ
okariamuskikirがケジラミ
自
ダニ paraki
paroki
    自
蚤 taiki
tayki(自)
自
         

 
植物、藻類のなまえ 発音 区分 説明 備考
アカダモ chikisani      
アカママ草 apapo      
赤楊 kene      
葱(アサツキ) ninpiru      
アハ草 aha 食用 根にできたマメを食用にしたそうです。 自
アザミ azami(和名)
anchami(萱)
ayuskuttar(自)
食用
薬草
  自
甘いもの(桑の実) tobenbe      
土常山(アマチャ) rashpe      
アマニュウ草 chishuye 食用 セリ科の植物で、茎の皮を剥いて生でたべられるそうです。  
イケマ ikema
shinrit
penup
食用
薬用
魚の肉と混ぜて鳥を獲るための毒として使われました。 自
wiki
虎杖(イタドリ) kuttara
kuttar
kut
食用
材料
嗜好品
  自
いたや楓 topeni 食用
材料
自
苺 enauri
emawri(自)
    自
イトクサ ikuru      
イラクサ ai
hai
mose
食用
材料
自
イワマツ(イワヒバ) enetkere      
魚腸菜、コハコベ takpe
pise
     
姥百合 ionga
turep
食用
薬用
自
ウル(いちごの一種) uru      
ウロ草 uro
エゾウワミズザクラの実
キキン(ナナカマド)
早咲きウツギ
kikin
kikin-ni
食用
薬用
自
エゾノコリンゴ setani
setara(自)
食用
材料
自
蝦夷松 shunk 薬用
材料
  自
エゾラン ken      
延胡索、流泉花(エンゴサク)
トマ草
puy
toma
食用   自
槐(エンジュ) chikupeni
chuk
薬用
材料
  自
オオバイラクサ iririp
ipisisip(自)
食用
材料
イラクサに同じです。 自
鬼茅 ki
shiki
     
オニノヤガラ uninte
unintep(自)
unintek(自)
食用 自
おひょう楡 at
at-ni(自)
材料
薬
織物を作るための糸を樹皮から作ったそうです。アツシ織の原料です。 自
カタム草 katam 食用   自
桂 raunk
ranko(自)
食用
材料
  自
樺の木 tat-ni
tat
自
蒲 shi-kina
kina
食用
薬用
材料
  自
茅、アシ saraki
sara
sar
shupki
材料 自
キノコ(菌類) karushi 食用
材料
自
行者にんにく kito
kitu
pukusa
食用
薬用
  自
キワダの木(シコロ) shikerepe
chikerebe
shukerepe-ni(自)
食用
薬用
材料
自
クゴ草 peshepake      
葛 oikara
oykar(自)
    自
クロユリ arankoro 食料
材料
自
管藻
海芥
tem      
栗 yam 食用
薬用
材料
  自
桑 turep
turep-ni(自)
食用
薬用
材料
  自
コウホネ(水草) kapato 食用 自
コクワ(サルナシ) kutchi 食用
薬用
  自
苔 shinrush     自
コブシの木 opekni 薬用
嗜好
材料
自
昆布(藻類) esashi
komp
sash
食用 自
桜の木 karinpa
karimpa
karinpa-ni(自)
薬用
材料
  自
笹 ikutara
ikitara
urashi
     
沢瀉(サジオモダカ) ukuruki
tokina
薬用   自
シナの木 ashin
nipeshu
材料 自
シューキナ     shi-kinaで蒲のことだと思われます。  
スモモ momani 食用   自
竹 top      
竹の実 uribe      
タクッパ草 takutpa
ダケカンバ shitat 材料   自
月桂(タモ) tamo
pinni
材料 自
チシュエ草 chishue
当帰(トウキ) upeu 薬用   自
トクサ ship-ship
chutchup
hai
材料   自
トドマツ up
hup
材料   自
トープイ草 to-pui      
トリカブト shuruku 材料 熊を取るための毒矢に使われました。 wiki
ドロの木 kuruni
karani
yayni(自)
    自
ナガイモ eha
uri
     
カシワ komni
tun-ni
食用
薬用
材料
  自
ニヨ草(苦い草?) shukina      
韮(アイバカマ) impa
kito
nupe
     
楡 at 材料 皮を剥いで使う。  
ヌペ(韮の一種) nupe     自
ノコギリソウ ererep
retar-noya(自)
薬用 自
萩 shingep
sinkep(自)
材料   自
ばっこやなぎ
白楊
menomai
kuruni(自)
材料   自
ハナウド、防風草 har
pittok
pittuk
食用
薬用
材料
自
ハマナス mau
mauni
食用   自
菱 iku
pekanbe(自)
食用   自
ヒルガオ ken 自
蕗 korokoni
kor
食用
薬用
材料
  自
ふきのとう ebui
koro
makayo
     
葡萄 shutu
hat(自)
  shutkapが葡萄のつる 自
太韮(フトヒル) hunpa
ペペロ草
ユキザサ
pepero 食用   自
葎(ホップ) osa
杜仲(マユミ) eshi
kasup-ni
薬用
材料
自
水松
イチイ
オンコ
rarumani     自
ミヤマイヌザクラ siuri      
葎草(ムグラ) kosa      
おてんき草(ムリ草) muri 材料 自
谷地樺 pungau      
柳 shushu 材料   自
ヤマウド shiukina 食料 自
山蘇鉄 shoroma
soroma
食用
薬用
  自
山ラッキョウ、野蒜、エゾネギ shikutut
羊蹄草(ギシギシ) shunapa 食用
薬用
  自
羊乳草(ツルニンジン) muk
cirmuk(自)
食用
薬用
  自
蓬(ヨモギ) noya 食用
薬用
  自
         

更新履歴

  • 2020.04.28
  • 蝦夷闔境全図、樺太全図、最近調査版樺太島全図とロシアの地図の照合を行いました(サハリン、千島列島のウルップ島以東)

  • 2020.04.08
  • 東西山川地理取調図(松浦図)と国土地理院地図の照合を行いました

  • 2020.03.27
  • 北海道蝦夷語地名解(永田地名解)と国土地理院地図の照合を行いました

  • 2019.10.28
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